ご注意

以下の記事は 2020年3月27日 以前に書かれたものです。
特に2013年以前の記事は旧FF14に関する内容であり、現在の新生FF14で存在しない仕様や内容が異なる仕様も存在します。過去情報の振り返りのために残していますが、内容にご注意いただきあくまで参考にとどめて下さい。

漆黒のヴィランズの制作秘話 第5話「Episode 5: Spawning the Sounds」

漆黒のヴィランズの制作秘話を語る動画シリーズの第5話「Episode 5: Spawning the Sounds」が公開されています。

字幕は英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語でご利用いただけます。

注意: ネタバレが含まれます。 情報は撮影当時のものとなります。

6つのエピソードからなる動画シリーズの「開発ダイアリー」にて、「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ」を製作したクリエイターたちのマインドを紹介します。各エピソードでは本ゲームにおける異なった製作分野を扱い、それぞれに携わった開発チームに注目します。

「エピソード5:サウンドの誕生」では「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ」で使用されている楽曲デザインに注目し、開発者にとってのインスピレーションや製作秘話を以下の開発者とのインタビューで紹介します。

祖堅正慶(サウンドディレクター)
絹谷剛 (サウンドデザイナー)

気になった言葉など。

5.0漆黒のヴィランズでの音作り

  • 光と闇の対比を、メインどころの歌い手さんを男女で担当分けをして表している。
  • SHADOWBRINGERS」は、ずっとマイナー基調で一番最後だけメジャーになる。理由は詩を見ていただければどうして最後だけメジャーコードになるのかがわかる。
    「Shadowbringers」の歌詞を公開します! | ファイナルファンタジーXIV: 公式ブログ

    ※公式動画

  • TOMORROW TOMORROW」はメジャー。明暗を分けてコントラストを付けている。

    ※公式では見つかりませんでしたので、1時間ピアノバージョン

  • だけど両方ともイントロは共通。始まりは一緒であったという共通理念を示している。どっちも戦おうと思って生まれてきたわけではないという流れを表した。
  • 罪喰いになる所は、プランナーからも指示があり、サウンドとしてもおどろおどろしい所や悲しさを前面に押し出した。
  • テスリーンの吐くシーンは「きれいなゲロ」のサウンドという発注があり担当は困惑していた。
  • ラストダンジョン「終末幻想アーモロート」は、音が飽和している。最後のダンジョンであり曲も盛り上げなければいけない。ただバックで飛来音などが常になっており、街の人の逃げる声もある。その中でのメロディー。
  • ジョブ追加時のサウンドについて、各ジョブで特徴を持った音をもたせている。チームで共有しながら作っている。踊り子で言えば華やかできらびやかなエフェクト・動きというものに音をつけることになった。赤い服を来てチャクラを持って踊っているというイメージを見ながら音作りをしていく。ジョブの音は短い音で繰り返し流れる。その中に主に打楽器の音をメインに入れている。
  • ガンブレイカーについては制約などはなかった。開発のハードの制約もあり、昔の音はそのまま使うことはできず、FF14に向けて新たに作っている。戦士・ナイト・暗黒騎士などとかぶらない音のデザイン。戦士なら重さに重心を置かれており、暗黒騎士だと怪しさに重心が置かれている。ガンブレイカーは細身で、軽快で、仕込み銃の音など。斬撃の速さ鋭さと爆発の重さを重視して開発にあたった。
  • FF14の音は1.0(旧FF14)の頃から、OPムービーの効果音はハリウッドにあるとあるポストプロダクションに依頼しており、5.0でも同じ。クレムリンの音つけてよと頼んだが、わかんねえよと返ってきてしまった。そこでスクエニのサウンド班の担当がボイスを収録してきたがうまくはまらず、彼が休日に押し入れでハンディ片手に家の人に聞こえないようにこっそり撮ってきたものを加工して使っている。
  • 古代人の声は、遥かに大きい古代人のそこにいない、大きな声だが威圧的ではないという設定を反映して作っている。収録した声をいろいろいじくって採用している。※動画に古代人の言葉が一部出ています。
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