欧州でのインタビュー動画
- メディアツアーは日米欧で行われたのだが、動画でのインタビュー公開は前回のアメリカのものしかなかった。
- 今回、欧州でのインタビューを収録したドイツメディアのものがあったため、前回同様紹介したい。※当然ながら吉田Pは日本語でしゃべっており、明瞭に聞き取れる音量になっている。
- 以下、聴きとった内容を元に言葉を整えたもの
- リミットブレイク
FF7のリミットブレイクシステムは、ひとりひとりのキャラクターごとにゲージがあってそれぞれのタイミングで必殺技を放つシステム。新生エオルゼアのリミットブレイクシステムは、パーティ全員でひとつのゲージを使う。戦闘の中でナイスヒールやクリティカルダメージを与えると、それが「ファインプレイ」として認識されゲージが溜まっていく。
溜まったゲージを、どのタイミングで、どのジョブが発動するかにより繰り出される技が異なってくる。ベンチマークトレイラーでは、レベル3のゲージで黒魔道士が発動しているので「メテオ」がでている。
- ジョブ
FF11だけではなく、シリーズを通してユニークなジョブがある。新生エオルゼアのローンチ時には「召喚士」というジョブが新しく入る。それ以外にも暗黒騎士や侍や忍者などの希望が出ているので新しいジョブは入れて行きたい。
- FATE
クエストタイプの新しいシステム。メインクエストやサブクエストはソロプレイだが、FATEはエオルゼア世界の至る所でリアルタイムにアクティブ起きるイベント。プレイヤーがFATEに出くわした時に、近くのプレイヤーがPTを組む必要もなく巨大なモンスターなどに挑むことができる。世界が生きている感覚を組み込んだ新しいタイプのイベント。
- ソロプレイとPTプレイの比重?
ソロでもかなり遊べるしコンテンツも用意している。FATEもソロプレイに近いカジュアルさであり、レベル15くらいまでPTを組む必要がないくらいになっている。また、レベル15であるダンジョンを調べてこい(グリダニアではタムタラの墓所のこと)というクエストがあるが、その際にもコンテンツファインダーにキューを積むだけで(参加要請を出す)参加できるようになる。
- バハムートストーリー
なぜバハムートが出現し、そのバハムートがどうなったかという謎は、大迷宮バハムートでクリアになる。この大迷宮バハムートは、1回クリアしたら終わりではなく、アップデートで随時拡張されるタイプのコンテンツとなっている。
- もう植松氏の起用はないのか?
植松氏の作曲した曲については、新生でも残るものと残らないものがある。またアップデートしていく中で、植松氏に新しい曲を書いてもらう計画もある。
- PS3のトロフィー
ゲーム内の「アチーブメント」を取っていくと自動的にPS3のトロフィーも取れるようになっている
- ほとんどが既出の内容になるが、なによりも植松氏の起用が今後もあるというところが注目だろう。植松氏については、2010年の現行版βで開放されていたラノシア地方のバトルミュージック(いわゆるプロレス曲)だけが取り上げられネガティブキャンペーンに利用されてしまったが、他の楽曲では素晴らしいものを残している。
- 例の曲も通しで聞けば印象がまったく異なるのだが、ベータテストでのラノシアのザコバトルにおいて、冒頭部分だけが繰り返し聞かされることになったため悪評価が定着してしまった経緯がある。長くプレイした人にとっては、ザナラーンのフィールド曲やレイドダンジョンのボスバトル曲、イフリートバトル曲、ネール戦前半、さらには時代の終焉トレイラーで誰もが耳にしたAnswersなど、数多くの思い出とともに思い起こされるのではないかと思われる。
- 何より、ファイナルファンタジーシリーズの音楽の生みの親でもある。新生FF14でも残る曲もあり、さらに今後新曲を書いてもらう計画もあるということなので、ファンにとっては一安心というところだろうか。
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