GamesCom2012合同インタビュー&GamesCom2012SSを読み解くコラム
GamesCom2012合同インタビュー
- 現地で行われたという合同インタビューの記事が出ている
- 以下抜粋
リミットブレイク
- ゲージが溜まっている状態であればそのパーティメンバー全員が使える。ゲージはパーティ内共通で誰かがリミットブレイクを発動すると空っぽになる
- 普通にバトルをしていたら溜まるが“ファインプレイ”という要素があり、いいタイミングでのヒールだったりブロックだったりを実行するとシステムで判定されゲージが速く溜まる
- 一つのジョブに対してリミットブレイクが一つあるという考え方ではない。現在慎重に決めているところ。同じエフェクトでも使ったジョブによって効果は違う。
- リミットブレイクには1,2,3というように段階がある。高レベルでないと高いレベルのリミットブレイクは打てないなどキャラクターの成長とリンクしている
バトルシステム
- 現行のFFXIVとは違いTPは最初から溜まった状態で戦闘がスタートするので、のっけからウェポンスキルやアビリティを使って戦える。ウェポンスキル5回くらいで倒せるようなバランスで、時間にすると20秒くらいで終わるようにはなっている
- クエストの途中でモンスターを倒しても経験値はあまり稼げない。クエストをクリアして初めてドカっと経験値が手に入る仕組み
ジャンプ
- ジャンプをしなければ登れない場所というのは作っていない。移動時における楽しみの一つとしてジャンプというアクションを追加した。
竜騎士
- 竜騎士にこだわっているのはFFらしいから。どの国のプレイヤーも竜騎士が好きですし見栄えのする技がそろっているというのも理由。ぼくも竜騎士が好きなので(笑)
- スタートのタイミングでは少なくとも既存のジョブはすべて用意。さらなるジョブやクラスがどうなるかは「もう少しお待ちください。」
Gear Set
- 以前,マネキンと呼んでいたもの
- クエスト式にしてあって、最初は1種類でアーマリーを覚えたタイミングでもう1個追加される。以降はクエストなどをクリアすることでGear Setが増えるようになっている
- Gear Setの数の上限はクラスやジョブの増え方に合わせるべきだと思っているので現状では決めていない
- Gear Setの中に入れたものというのは手持ちのアイテムとしてカウントしない。「ですので,アイテム欄からは消えます。」 リワードで手に入れたGearはインベントリに入るが、Gear Setに登録してあるGearはGear Set側に入るのでインベントリを圧迫することはない。装備品専用のインベントリと思っていただければよい
チュートリアル
- 例えばカメラコントロールに関しても専用のUIがあり、それをこなすと1クエストクリアとなる。遊んでいるだけでいろいろなことが理解できる仕組みにしている
- 初心者がやるべき10項目みたいなものもあって、それをクリアすると序盤の装備リワードがもらえるなど、ストーリーやシステムを理解しつつ冒険にも役立つものがもらえるようにしている
- 現在レベルが50の人がそのままのレベルで新しいチュートリアルクエストをやるのも、クエストフラグが立っていないものに関してはプレイ可能
- まったくの初心者が始めた場合、パーティを組んでダンジョンに行ってみようという段階をレベル15に想定しているが、大体そこまでいくのに寄り道しないで30時間ぐらい。1日2時間ぐらいプレイして2週間という感じでしょうか。
パーティ
- コンテンツはパーティ用とソロプレイ用に分けている。それの中間にあたるパブリックコンテンツというものもあるが、基本的にはコンテンツファインダーに登場するものはパーティ向け、それ以外はソロプレイ向けと考えてもらって問題ない。
- ログインしたときやエリアを変えたときなどに「これを遊ぶといいよ」というお勧めが出る。近くにあるコンテンツの混雑具合なども考慮してリストが表示されるようになっており、パーティ指向の人であればパーティ向けのコンテンツが表示される
- リストに表示されるコンテンツは10個だが、それを全部遊ぶと2時間くらいかかる
- とりあえずTP溜から、という今の状況からは脱却出来るんだな。ジャンプはジャンプでしか登れないところ、そこからさらにジャンプで屋根の上、とか出来るんだったらジャンプという物が生きるというものなんだが・・・。 — 2012-08-17 (金) 15:05:09
GamesCom2012SSを読み解く
- GamesCom2012で公開されたSS集からわかること
- ここでは特に新生で大きく変わるUIについて、装備画面に注目してみる。
- 左側に装備画面があり、右側にインベントリ(かばん)が開いている。
- 現行版では「ステータス」「装備」と2画面に分かれているが、新生では他のRPG同様1画面で装備変更もできるようだ。
- この画面ではちょうど竜騎士の装備変更中だが、右側のインベントリからドラッグアンドドロップでドラケンアーメット(竜騎士頭装備)を装備しようとしている様子(オレンジ色で囲んだ部分)がわかる。
- 現行版では装備中のアイコンをクリックして一覧表から選ぶイメージだが、新生UIでは以前から明らかにされていたようにインベントリをアイコンイメージで表示し選択できるようになる。またマウスでドラッグして装備できるようになるのでダイレクトで直感的な操作感になるだろう。
- なおUIは青背景など他の色にもカスタマイズできる模様
装備画面
- 装備品のレアリティがアイコンイメージにも反映(ピンク色で囲った部分)されており、竜騎士AF装備はアイコン下部が黄色に、またレリック「ゲイボルグ」は紫色バックで表示されているのがわかる。下着や、インベントリ上の他の装備が背景色なしであるのはレアリティがノーマルということだろう。なおこのSSではマテリア装着時や錬精度蓄積の様子はわからない。
- なお装着可能ヶ所を見ると、「足」の下に「携帯」があり、ジョブストーンを挟んで右側には「サブアーム」らしきアイコンが見えている。「投擲」が見当たらないが、サブアームの扱いになるのだろうか(両手武器の場合が気になるが)? また現行では携帯がメインとサブに分かれているが、これも統一されるようだ。
- さらに画面下の青色で囲った部分には「GEAR SET」と書かれた項目があり、ドロップダウンでギアセットを変更できるようだ。どうやら装備セットを記録しておき、一発で呼び出しできるのだろうと思われるが、このギアセットを保存する場所が「マネキン」1体で1セット増えるのか、それとも自由に増やせるのかはわからない。「GEAR SET」の横のEquipは、なぜ装備画面にさらにEquipがあるのかわからない。オフラインゲームであったような、最強装備を自動でしてくれたりするのだろうか。
- なおこの装備画面のU字型とインベントリの4角タブが画面右下隅のインベントリ視覚化アイコンと直結しており、インベントリに格納しているポーションの量や、装備中装備品の傷み具合がグラフィカルに表示される。これによって、いちいち装備画面やインベントリ画面を開いて残量を確認する手間が省ける。
インベントリ画面
- 次にインベントリ画面の方をみると、右下に12/100となっており、タブで切り替えできるらしく「1~4」と「C」というタブがある。1タブあたり5×5の25個なので、4タブ分で合計100枠ということになる。「C」がわからないが、クリスタル類がここに入るのだろうか。
- 右上に袋の中に「!」がついたようなアイコンがあるが、これはアイコンイメージから現行版のような一覧表形式に変更するアイコンだろうか?
- ポーションや食事がなぜか12スタックになっており、これがたまたまなのかそれとも最大スタック数が変更されるのか、これだけではわからない。チョコボアイコンまであるが、これはチョコボを呼び出すための「チョコボホイッスル」だと思われる。
- ただし、たしか以前フォーラムの回答では「装備枠がアイテム枠とは別扱いになる」のでインベントリを100枠に戻してもあふれる心配はないといっていた気がするのだが、この画面を見る限り分かれていないし、SSを平気で出すところを見ると全く意識していないのだろう。これは大きな議論を呼ぶことになりそうだ。
- ※ドラッグ中のドラケンアーメットがどこから移動中なのか不明だが、単に「装備しているアイテムはインベントリから消える」というよくあるシステムに変更されるだけのようにも見える。
- 仮にGear Setに格納したものがインベントリから除かれるとすると、たとえば同じベルト装備を使いまわしするときにどうするのかという疑問が残る。
- またいつも問題となる「マテリア」がどの枠に入るのかもこれではわからない。万が一「C」枠で100枠の外になればいいのだが、装備品が通常アイテムと同居しているところを見ても不安が募る。
- GamesCom2012似あわせて公開されたSSを読み解くコラム第2弾
アクションバー
- わかることとして、ジョブ竜騎士になるとHPが減っており、それ以前に現行版のステータスよりもかなりHPが減っている。ソロ状態とはいえ竜騎士レベル50で2000を切っているとなると、レイドやボス戦が現在のままだとすれば大変なことになるだろう。ますます近接アタッカー忌避の傾向が加速しかねない。
- またこのSSでは切れてしまっているが、レベル50のNext経験値が550,000となっている。現在は110,000なのでレベル50時点でレベルアップに必要な経験値量がちょうど5倍ということになる。もっともこのあたりはまだまだ調整中だと考えたい。
- さらに最大TPが1000に変更され、同時にアクションのTPコストが100や200に切り下げられているのもわかる。
- アクションバーが3段表示になるのは以前から明らかにされているが、今回のものだとはっきりと通常の「1~0-^」12個と、Shiftキー+「1~0-^」、Ctrlキー+「1~0-^」の合計36種類を切り替えて入力できるということがわかる。そんなに器用に入力できるのかという問題はさておくとして、リキャストが長いものが常時表示されるだけでも相当便利になることが容易に想像できる。
- 一番下段の通常入力時のものだけ、左端には数字の「1」が、また右端には上下の「↑↓」が表示されており、ローリングで切替できそうである。
- また顔のようなアイコンは恐らくエモートをマクロにしてセットしたものだと思われる。これもエモートリストから直接ドラッグアンドドロップできるようなら普通のUIになったと思えるのだが、もしこれが現行版と同じようにWebサイトと首っ引きでマクロを記述してマクロをセットしてという手順を踏むのであれば、とてもよくできたUIとはいえないだろう。少なくとも数十万のプレイヤーを望むのであれば思い通りに操れるUIを実現して欲しいし、何度も言っているが少なくとも「リードUIアーティスト」を名乗る人間を配置しているのであればなおさらだろう。
- もっともチョコボホイッスルらしきものもセットできているので杞憂に終わることを期待したい。
ヘイトリスト
- 大きな変化の一つにヘイトリストがある
- これは今戦っている敵の名前とHPの一覧であり、その中で自分がヘイトをどれくらい稼いでいるかが表示されているのだと思われる。右端の数字の「100」は意味がわからない。
- なおパーティメンバーリストには数字の「1」~、このヘイトリストには英字の「C」~「J」が割り振られているが、もしかすると従来はアクションバー操作で使っていた「Alt+系」の操作がこれに割り当てられ、ダイレクトターゲットができるようになるのかもしれない。もし仮に妄想通りだとすると、戦闘中にいちいちTABキーでイライラしながら移動したり、マウスに持ち替えてターゲットする必要がなくなることになり、キーボードでの操作性が大幅に改善されることになるのだが・・・
その他
- その他気になったもの
- 細かいが、戦士がどうやらヘルメットのバイザー(面頬)部分をおろしているようにも見える。他の画面ではすべて上がっているので、戦闘中だけ自動的に下がるという可能性もある。
このニュースをどう思いますか?【 y 4 : n 0 】
- インベントリの仕様は早く知りたいな 100じゃ絶対足りんぞ — 2012-08-16 (木) 16:50:36
このニュースをどう思いますか?【 y 17 : n 3 】