「ファイナルファンタジーXIV禁止事項」の更新に関する補足

先日(2021年10月27日)に変更された「ファイナルファンタジーXIV禁止事項」および、関連する「アカウントペナルティポリシー」について、モルボルこと室内氏から説明がなされています。

「ファイナルファンタジーXIV禁止事項」の更新に関する補足 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
「ファイナルファンタジーXIV禁止事項」の更新に関する補足

こんにちは。

グローバルコミュニティプロデューサーのモルボルこと室内です。

先日更新いたしました、「ファイナルファンタジーXIV禁止事項」と「アカウントペナルティポリシー」を早速ご覧いただき、ありがとうございます。

活発に議論も行われており、多くの皆さんに関心を向けていただいてありがたい限りですが、中には又聞きや切り取られた一部の情報のみを得た結果、過度に不安になられているケースが見られますので、特に目立つものについてフォローさせていただきます。

(※もしまだご覧になっていない方は、この機会にぜひご覧ください!)

大前提として、今回の変更では「パーティ募集掲示板」に関する禁止事項が2つ増えましたが、それ以外のコミュニケーションに関する内容には変更がなく、これまで何の問題もなくプレイをされてきた方々には、特に大きな変化をもたらすものではありません。引き続き、相手のことを思いやり、普段どおりのゲームプレイを行っていただければと思います。

「これではもう何もアドバイスできないのでは?」のご心配について

迷惑行為の中の『プレイスタイルを強要するような表現』に挙げられている例をご覧になったうえで、「これではもう何も発言できないではないか」「アドバイスしようもないのでは」というようなお声を頂戴しております。

結論から言えば、今後も引き続きアドバイスを行っていただくことは全く問題ありませんし、プレイヤー同士でコンテンツ攻略に臨むにあたり、コミュニケーションを取り合うことは重要な要素の1つです。

問題となるのは、「自分の意見は絶対であるので従わない事は悪である」というような振る舞いであったり、横柄・横暴な言動を伴ったものに限られます。アドバイスを受ける人にもそれぞれの考えや意見があるわけですから、意見を交わしながら前に進んでいくぶんには、全く問題ありません。

当然、意見や方針が合わないことはあり得ますし、もしかしたらアドバイスを行おうとしている側の方が正しく、相手側の方に問題があることもあるかもしれません。コミュニケーションは「ゼロ」「イチ」で判断されるものではありませんから、「提案=即プレイスタイルの強要」とはなることはなく、この考え方自体が極端過ぎるものです。提案を受けた側が、このような極端な反応を示したり、逆手に取ったりする場合があるかもしれませんが、そのような場合には、通報を行って、私たちに判断を委ねて頂いても構いません。私たちは通報があったという事実だけでペナルティを科すことはなく、前後の会話などの必要なログ調査を徹底的に行ったうえで判断を行いますので、どうぞ安心してご利用ください。

また、相手が受け入れる気がないなと感じた場合には、その場では攻略を諦めて解散したり、意見が合わないと感じた方(あなたかもしれません)がパーティから抜けたりする選択肢もあります。

このように、用意されている様々な選択肢を活用することが重要で、直接相手に対してアドバイスや意見の伝達を続けることに拘るあまり、トラブルが大きくならないようにしましょう。

「傭兵は禁止なの?」のご心配について

もうひとつ、パーティ募集掲示板への規制により「もう傭兵活動(=ギル等を対価にコンテンツクリアやアイテム取得を支援する行為)は禁止ということ?」というお声について回答します。

プレイするリージョンによって違いはありますが、RMT業者がこの傭兵活動を隠れ蓑にしたパーティ募集を行う事例が非常に多く、それ以外の通常のパーティ募集が機能しなくなってしまう状況が発生していました。これを是正し、不正な募集の取り締まりを速やかに行うための措置である、というのが今回の変更の背景です。

そのため、傭兵側がパーティ募集を行うことを禁止させていただきましたが、傭兵を「募集」する(=対価を支払ってヘルプを求める)ことは禁止されておらず、これまでと同様に、パーティ募集掲示板で手伝って欲しい人が、例えば「笛傭兵求む!成功報酬1人10万ギル」のようなパーティ募集を行うことは可能です。

今後傭兵活動をされたい場合は、手伝ってほしい人が立てた募集を探して参加することをお願いいたします。

最後に……
これまでの運営実績から、ペナルティを受ける人の特徴として「何が悪いのか」「問題点は何なのか」をご理解いただけないケースが多く、そのようなケースを少しでも減らすために、今回禁止事項に多数の例示を行いました。

それにより「何も言えなくなる」ことをご心配されている声もありますが、私たちは言葉狩りをしたいわけではありません。すなわち、例文に含まれる単語が発言されたからといって、必ずしもペナルティが科されるとも限りません。

通報が行われた場合には、前後関係の会話を含めた調査がしっかりと行われ、問題が確認された場合にはじめてペナルティが科されます。そのため、繰り返しにはなりますが、これまでと比べて過度にご心配いただく必要はありません。

禁止事項ばかりが列挙されている文書ですので、これだけを見ると悲惨な世界であるかのような印象を与えてしまう場合があるかもしれませんが、今回、新規に追加した2つのパーティ募集関連以外の禁止事項については、あくまで具体例を追加したのみで、ルール自体は2019年に禁止事項を改訂した際から変化していません。そのため、これまでもトラブルになることなく(当然ペナルティを受けることもなく)プレイされていたのであれば、今後も同じように、他者のことを考えてプレイを続けていただければ問題はありません

オンラインゲームであるという特性上、ゲーム内で出会う人も別の人格を持った人間であり、いつも相手を慮った言動を取りましょう、ということが書かれているものです。

どうぞ各種規約と禁止事項の趣旨をご理解いただき、今後ともファイナルファンタジーXIVの健全な運営へのご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

グローバルコミュニティプロデューサー

室内 俊夫

個別内容については愚痴しか出ないので置いておくとして、なかなか難しい舵取りに足を踏み入れたなとは思います。運営としても面倒で手間もかかる方向性だと思います。これは「今後10年FF14を運営していくのだ」という従来から吉田Pが表明している覚悟の一端でもあると感じました。

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